【サイズ】高さ：約26cm　最大幅：18㎝【状態】　1900年代のアンティーク品としては状態が良いかと思います　　　　　この作品の性質上、林檎の木の先が欠けてしまう場合が多く　　　　　こちらも欠けている箇所が何か所かございます　　　　　ただ、その他は非常に状態がよく保たれております　　　　　人へのダメージはございません。　　　　　ご覧いただきありがとうございます。ドイツで購入しました、アシエ原型の『林檎の木の下で』超大型フィギュリンですこちらは1772年のアシエの作品ですが、D95との連作としてもとても有名ですので、ご存じの方も多くいらっしゃると思います1772年といいますとアシエがマイセンに招かれて8年を経た頃の作品で、ちょうどアシエらしさが全面的に開花した時です籠に入った花やリンゴも美しく繊細で男性の服装のボタンや懐中時計まで非常に細かく作られていますそして、何より特徴的なのが男女の表情の柔らかさですそれまでケンドラーが担ってきたロココ様式とマイソロジーを重視していたマイセンも18世紀後半にヨーロッパでおきた新古典主義へと作品の傾向を変えていますこの場合、リンゴは聖書から続く男女の始まりであり男性が手にしている時計は、時間は有限であることの象徴といえますつまり楽園は永遠ではない人生は今を活き活きと生きることこそが本当に生きるという意味なのだ、という普遍的なテーマをアシエらしい優しく繊細なタッチで表現しているのがこの作品ですこちらは1900年代に作成されたと思われます林檎の木が欠けておりますが約110年前としてはかなり良い状態ではないでしょうか大きさも26㎝と大型で見栄えもするフィギュリンです欠けもあることから格安で出品させていただきますぜひこの機会にアシエの素晴らしい作品を間近でご堪能いただければとても嬉しく思います＊＊＊＊販売中のマイセンフィギュリンにかなりの数の偽物が混じっているのを目にします真贋のできない販売者による販売が原因かと思います安いものではございませんので、眼識のある販売者からのご購入を強くおすすめいたします