高木さん シャワーコーナーにて 色鉛筆アート A4 本物

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ご覧頂きまして、有難う御座います。
高木さんの手描きイラストです。




「西片と高木、授業中ふざけてた罰として、プールの備品の片付けをすること! 」
えーーーっ・・・なんで僕まで・・・
六限目の体育はプールだった。そんな中でも高木さんは、僕をからかってきたのだ。
僕もムキになって高木さんとやりあったが、それが先生にはふざけてじゃれあっている様に見えてしまったようだ。
「しょーがないねぇ西片、一緒に片付けよう」「高木さんのせいじゃないか! 」「まーまー」
高木さんはなんか嬉しそうだ。

誰もいなくなったプール。高木さんと二人で浮き輪やボードなどを取りまとめて物置に運ぶ。軽くプール横もモップ掛けするように言われたから、それも。
まぁ、今頃教室でも掃除の時間だから作業的には同じなんだけど、釈然としない。
無口になっている僕に、高木さんが声をかけてきた。
「ね、怒ってる?」「怒ってない・・よ」「・・・・・」「・・・・・・・・」
沈黙が続く。
「私は・・」
「私は・・西片と一緒だから嬉しいけどな」
・・・・・・・
今度は僕だけが沈黙。

「じゃ、先に上がるね、西片。教室で待っているから、一緒に帰ろー。物置のカギよろしくね」
高木さんはそそくさと行ってしまった。
僕は物置のカギをかけて、少しカピカピと張る、プールの水の干いた肌を洗うためシャワーコーナーに入った。
するとそこには・・・
スク水をはだけた高木さんのシャワーシーンがあった。高木さんも僕に気付く。
「・・・・・」「・・・・・・・・・・・・」
今度は二人で沈黙。
さっ、と胸を隠す高木さん。
「ご・・ごめん」何も見なかったかのように、身をひく僕。

あれ・・なんで?
女の子は着替え棟でシャワーを浴びるもんでしょ。プール横のコーナーは、基本的に男子専用のはず・・・

胸の膨らみもさることながら、胸を隠す時に見せた微笑・・
彼女のイタズラっぽい、その一瞬の表情が目に焼きついてしまった・・・






そんなイメージで描きました。描きながら、自分にもこんな思い出があったらよかったなァ・・としみじみしました。

上質紙に色鉛筆彩色で、A4サイズ。一部ポスターカラー使用。繊細な作品のため、返品は受け付けておりません。

郵便局からの営業日内発送で、養生・防水対策をしっかりとしてお届けいたします。
なお、諸処の都合により少しの間お休みをいただきます。次の作品のリリースは、7月上旬の予定です。またよろしければ見てくださいませ。
では、よろしくお願い致します。

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