一定の年齢以上の男性なら、名前ぐらいは聞いたことがあるであろうピンク映画&ストリップ界の女王とも云うべき愛染恭子のサイン色紙です。愛染恭子は、父方の祖母がカナダ人というクォーターで、高校卒業後にスカウトされ、ヌードモデルとして活動していましたが、青山涼子の芸名で1975年にピンク映画『痴漢地下鉄』でデビュー。当時は処女であったと語っています。その後、20本ほどのピンク映画に出演。 1981年に『白日夢』の主演に抜擢され、本番行為を演じたことを契機に、愛染恭子と改名。その後はストリップ劇場でも活動を始めます。1983年1月、大阪府・十三のストリップ劇場で出演中に公然わいせつ罪により現行犯逮捕され、罰金5万円の命令を受け、同年7月には横浜でも同罪で逮捕、起訴猶予となったことでさらにその名が知られることになります。ヌード引退は2010年3月7日に行われた埼玉県のストリップ劇場での公演という、ファンから長く愛された女優さんでもあります(当時52歳)。本サイン色紙は、知人が美術関係の仕事をしていたため、恐らくは十三での公演の際に関係者として特別にいただいたものと思われます。色紙は27×24cm。花名刺シール入り。ご本人が29歳の時のものとなります。ただし、34年も前のものなので、折り目の跡や経年変化が強いです。美麗品をお求めの方、神経質な方はご遠慮願います。